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ニキビ・ニキビ跡や毛穴・シミ・シワの治療にピーリングローションやビタミンCローションや美白剤を、またラセンタ+ニンニク+グルタチオン(またはトランサミン)注射や点滴も同様に大変良心的な価格で提供しています。

ニキビは一個治っては一個出来て慢性に経過する病気であり、肌質を改善して二度とできなくするのは困難です。

抗生剤内服やピルなどの治療でも効果は一時的であり継続的な治療が必要となることから、当院では毛穴の詰まりである角栓に作用するピーリングにより塗り薬で継続的な治療を行う事を勧めています。

ピーリングは本来美顔術なので肌を綺麗にすることができます。

さらに肌を綺麗にするためには、ビタミンCローションと美白剤(ハイドロキノンやwhite377)を併用し、とくにビタミンCローションはパックするとより一層効果的です。

詳細は院長からの説明をご覧下さい。

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ほぼ22年間のピーリングについての総括

2000年に先輩に教わってはじめてほぼ22年になろうとしてますが、「ピーリングだけの医院ね」とか揶揄さえながらも、とくに「ピーリングは肌に負担をかける」という誤解に阻まれながらも、めげることなくそれに向きあってきた医院は日本にも世界にもなかなかないと思います。さすがに安全な技術といっても差し支えないのでしょうか。

もともとピーリングはシワ取りの技術として始まりましたが、TCAとかフェノールのような強い酸は副作用により衰退していったと思います。硫酸のような強酸では薬傷がおこるので、弱酸でないとだめでその代表がグリコール酸になります。

ピーリングとかは、頭でその使用方法が理解できるものではなく、経験的なものなので使ってはじめてその意味が分かってくるものです。長期的使用体験についてを読んでみてください。まさに体験しているように、こうして継続的に使用すると、グリコール酸でしか得られない感覚が実感できると思います。ニキビができにくい感じがわかりやすいのでしょうが、肌がきれいになるという本来の意味が理解できると思います。

ピーリングは普通1%から始めます。こうしたことが得意なら、いきなり5%から始めることが可能な人もいました。それは塗り方が丁寧で保湿とかも上手にできるから可能でした。それが3%、1%と下がって現在にいたります。ピーリングの強度は濃度だけできまるではなく、塗る量、塗り方、まじめに保湿するかどうかなどのいろいろな因子の影響をうけます。若い男性とかは特に保湿とかに慣れていないので1%のように低い濃度が使いやすいわけです。それでも普通十分その効果はわかります。以前0.5%とかも用意していましたがだれも使わないので作らなくなりました。1%を下回ると効果が弱すぎるということを意味しているのではないでしょうか。

ここで誤解を生じやすいので追記しますが、毎日やって全く乾燥もしないような無理のない濃度ではじめましょうという意味です。得意な人がいきなり5%から使いはじめたように、後から書くように13%で毎日やっても全然平気なひともいたり、1%でなくてはならないということではなくて、毎日やっても乾燥もしない、刺激も感じない低い濃度でやりましょうという意味です。ただこれは使ってみてわかってくるものでですから、やはり一般的には1%からはじめたほうが無理がないことになると思います。

グーグルマップの口コミでも書かれていたように、患者さんのほうからピーリングを能動的に理解する必要があるわけです。得意な人なら使用方法を比較的容易に会得し上手につかえるわけですが、こうしたことに慣れてない人にとっては使い方を習得するに努力する必要があります。これを助けるのが私の仕事なのでしょうが、不足する部分もあるかと思いこれを書いています。使用する濃度は、これが解釈を難しくする1大要因と考えますが、まれに13%とか平気で毎日やるひともいます。1%をピークに徐々に減っていく感じです。これは弱酸だからあまり電離しないので(?)濃度をあげても劇的にちがってこないからだと思います。人によって違うので、いろいろな濃度はやはり必要ということになります。

はじめすこし乾燥したからですぐ投げ出さないでください。またそのうち必ずやりすぎて肌荒れがおきますけど、この肌あれは簡単になおりますし、変な話ですがピーリングをマスターするうえで必要不可欠な過程になります。

ピーリングの使い方の最大のポイントは高い濃度で時々やるのではなく、低い濃度で継続的にやることです。その端的な例が1%で毎日やりましょうという当院の例です。肌をきれいにするにはいかに安定した状況を作りだすかが最大の秘訣です。ビタミンCローションのパックとかもこれに寄与しているのではないでしょうか。高い濃度で乾燥したりしなかったりを繰り返す、そうした刺激は肌をきれいにしないということです。かぶれたりするのは論外です。あとグリコール酸は洗い流さなくていいので、ピーリング石鹸はグリコール酸が残留して効果が発現するのに折角の効果を減弱させることになります。またサリチル酸は毎日できないと思います。同級生に「佐々木君は昔からくだらないことをいつもずっとやっているのよね」といわれましたが、まさにその通りでいささかバカっぽく地味な性格で継続してきたからこそこの結論につながっています。最近、年配の方といえば失礼かもしれませんが、本来の目的であるシミやシワのためにピーリングを始める人が増えてきたことは嬉しいことです。もちろんピーリングだけですべて賄えるわけではないと思いますが、グリコール酸は他では味わうことのできないすぐれた技術だと思います。繰り返しますが、長期的仕様体験についてを読んでみてください。毎日使用している人のリアルな感想が生き生きと書かれています。

補足ながら、ニキビに対しての効果は、ビタミンA誘導体(レチノイン、ディフェリン)や過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)はわかりずらいと私は思っています。野菜たべたらニキビが治るのか、12時から8時間ねたら直るのか、とかすでに自分でやっていてそれが無駄なこと知りつつ、医院だからかもしれませんが聞いてくる問答にさすがに私も辟易しつつあります。私の説明不足も多々あるでしょうから、こうして書かせてもらいました。

ピーリングの最大の問題はピーリング開始時の反応にあります

普通ピーリングを始めると、ツルツルする感じは数時間もすると理解できて、ニキビが1個もできないといわけではないですけど、2~3週間もすると「できにくい感じ」と「できてもこもらずになおる感じ」がすこしはわかってくると思います。よくみんなが好転反応と呼ぶような、はじめはニキビが増えてそれからニキビが減少するという経過をたどるわけではありません。ではなぜ始めるときにニキビが増える感じを覚える人がいるかというと、ピーリングで「肌荒れ」いいかえると「カブレ」が起きているからではないかと私は思っています。

5%でいきなり上手に使う人もいれば、1%で4日使っただけでもかぶれる人はかぶれてしまいます。当然のように、数日のツルツル感は記憶からなくなり、ピーリング初めたらただかぶれたという印象だけが残ってしまいます。この4日で、しっかり保湿していたのか、ホームピーリングの説明にあるようにコットンでぬるので、残りがもったいないから何回もぬっていたのかは、残念ながら判然としないものです。

このときのカブレがニキビとは明らかに異なり、全体に乾燥するとか、白く小さくプツプツする(これを白ニキビと勘違いする人もいるかも)ようなもので、かぶれていると本人が理解できれば問題はまだ小さいのです。ピーリングを一時的に中止すればいいわけですから。問題なのは、カブレもニキビも時として赤いブツブツにすぎないわけで、決して珍しくないのですが、赤いブツブツが大きくなるとほとんどニキビと判別がつかなくなった場合です。かぶれたらピーリングは中止、ニキビならピーリングは継続と話してますから、ニキビと判断するとピーリングを継続することになり、カブレはより悪化してしまいます。ピーリングはじめたらニキビが増えたということになるわけです。

全く治療していない状態でも、ニキビとカブレは肉眼で見ただけでは判別が難しいことがよくあります。カブレは、乾燥を伴い普通は痒みが強いと話していますが、ニキビがすこしぐらい痒いのはざらですし、カブレが痛いのもよくあることです。なかなか典型的には出揃わないことのほうが多いくらいです。ピーリングを初めてかえってブツブツして、「ニキビか?カブレか?どちらか見ただけではわからない」と私が答えて怒っていた患者さんもいました。肉眼で見ただけではニキビかカブレは区別がつかないことは珍しくないのです。

じゃあどうすればいいのかというとブツブツしてきたら、ニキビではなくて、カブレではないかという疑問をいつももってほしいということです。そして現況をもう一度よく見直して、「乾燥していないか」「痒みや痛みがいつものニキビと違わないか」を問い直してみてください。カブレならば漠然とながらニキビと異なる感じが理解でできることが多いと思います。そうすれば、ピーリングを中止すればいいわけですから。前章でも書いたように、ピーリング問題なければ毎日やりましょうと初めから説明してます。ただし乾燥したりブツブツ変な感じがあったら休みましょうと必ず注意をしているはずです。説明の仕方が悪いのかもしれませんが、毎日やりましょうだけが頭に残るのか、ブツブツしてきても毎日平気でやってくる人も多いです。ではこのカブレを防ぐにはどうすればいいかというと、やはりしっかり保湿することと普通にぬってかまわないので塗りすぎないというピーリング使用の原点に戻ってきます。

繰り返しますが、ピーリングはただ塗ってればいいというものではなくて、ある程度は積極的に習得していかなければならないものです。その習得過程は、個人差が強く、生来のセンスが高いと女性と、一般的には保湿とかもおぼつかない若い男性とでは大きく異なると思います。実際のところ当初は強い濃度でやってとか紆余曲折がありました。

ピーリング最大の問題点はこの始めた直後の反応にあると思います。初めて数ヶ月が経過すればツルツルする感じあるいはニキビが出来にくい感じはほぼ必ず実感できるのではないでしょうか。出だしが悪いとなんだと思って、ピーリング止めてしまうということになってしまいますからね。たとえばニキビが増えるようなことがあれば、抗生剤内服を併用しているわけです。しかしグリコール酸ピーリングのコツを習得して、かぶれない範囲で長期に使用すると他のもので得ることのできないすぐれた効果が理解できるのではないかと思います。ピーリングを始めてニキビが増える感じがする理由をすべてカブレだけのせいにするのは無理があるかもしれません。あとやはりピーリングは一種の刺激だということです。従って角層を除去するために始めるわけですが、繰り返し言ってますが刺激は角栓を増やす可能性があるわけで一過性にニキビが増えることがありうるわけです。いずれにせよ刺激を下げないといけないわけですから、使い方の秘訣は肌の状況を見ながら、盲目的に毎日やるのではなくすこしずつ使っていくことにあります。診察はいつでも開かれていますので、疑問があれば素直に質問していただければと思います。その他APPSローションや美白剤などいいものをなるべく廉価で提供していくつもりです。

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ラエンネック注射薬の供給が徐々に回復してきました。('23.06.01)

ラエンネックの注射がメルスモン注射薬の影響を受けて品薄になっていましたが、徐々に回復してきました。まずはお知らせいたします。

シナールとトランサミンの内服薬の供給が回復しました。('23.04.14)

シナールとトランサミンの内服薬の供給がほぼ回復しました。今後の供給もほぼ大丈夫そうです。ご迷惑をお掛けしました。

以前の価格が残っているので一度カートの商品は全削除して、新たに商品を注文し直してください。('23.04.10)

年末から商品の価格が変更されたので、今も古い価格で注文されることがあります。そこでまずはカートの商品はすべて削除してください。その後新たに商品を選んで注文し直すようにお願い致します。