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池袋20年以上

ニキビ治療本気向き合う皮膚科です。

池袋ささき皮ふ科クリニックでは、慢性的に繰り返すニキビに対して、医師の診察に基づいた継続可能なスキンケア治療を行っています。抗生剤などによる一時的な改善にとどまらず、毛穴詰まりの原因となる角栓に作用するピーリングローションを中心に、ビタミンCローションやハイドロキノンなどの美白剤、さらにプラセンタやグルタチオン注射を組み合わせることで、ニキビ跡を残さず、ニキビを繰り返さない肌質を目指します。

すべての製品は医師の診察を受けた方にのみご案内しており、予約不要で直接ご来院いただけます。遠方の方にはオンライン診療もご用意しており、全国どこからでも当院の治療を受けていただけます。なお、当院では現金のみでのお支払いのみとなっておりますので予めご了承ください。ニキビ治療に本気で取り組みたい方は、まず一度、医師の診察を受けにいらしてください。

詳細は院長からの説明をご覧下さい。

医師の解説動画で、詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

▶︎https://youtu.be/x8X6xk39b8c

院長イラスト

ほぼ25年間のピーリングについての総括 

2000年に先輩に教わってはじめてほぼ25年になろうとしてますが、とくに「ピーリングは肌に負担をかける」という誤解に阻まれながらも、めげることなくそれに向きあってきた医院は日本にも世界にもなかなかないと思います。さすがに安全な技術といっても差し支えないのでしょうか。

ピーリングとかは、頭でその使用方法が理解できるものではなく、経験的なものなので使ってはじめてその意味が分かってくるものです。当院のローションやクリームの開発経緯についてを読んでみてください。まさに体験しているように、こうして継続的に使用すると、グリコール酸でしか得られない感覚が実感できると思います。ニキビができにくい感じがわかりやすいのでしょうが、肌がきれいになるという本来の意味が理解できると思います。

ピーリングは普通1%から始めます。こうしたことが得意なら、いきなり5%から始めることが可能な人もいました。それは塗り方が丁寧で保湿とかも上手にできるから可能でした。それが3%、1%と下がって現在にいたります。ピーリングの強度は濃度だけできまるではなく、塗る量、塗り方、まじめに保湿するかどうかなどのいろいろな因子の影響をうけます。若い男性とかは特に保湿とかに慣れていないので1%のように低い濃度が使いやすいわけです。それでも普通十分その効果はわかります。

ここで誤解を生じやすいので追記しますが、毎日やって全く乾燥もしないような無理のない濃度ではじめましょうという意味です。得意な人がいきなり5%から使いはじめたように、後から書くように13%で毎日やっても全然平気なひともいたり、1%でなくてはならないということではなくて、毎日やっても乾燥もしない、刺激も感じない低い濃度でやりましょうという意味です。ただこれは使ってみてわかってくるものでですから、やはり一般的には1%からはじめたほうが無理がないことになると思います。

得意な人なら使用方法を比較的容易に会得し上手につかえるわけですが、こうしたことに慣れてない人にとっては使い方を習得するに努力する必要があります。これを助けるのが私の仕事なのでしょうが、不足する部分もあるかと思いこれを書いています。使用する濃度は、これが解釈を難しくする1大要因と考えますが、まれに13%とか平気で毎日やるひともいます。1%をピークに徐々に減っていく感じです。人によって違うので、いろいろな濃度はやはり必要ということになります。

はじめすこし乾燥したからですぐ投げ出さないでください。またやりすぎると肌荒れがおきますけど、この肌荒れは簡単になおりますし、変な話ですがピーリングをマスターするうえで必要不可欠な過程になります。

ピーリングの使い方の最大のポイントは高い濃度で時々やるのではなく、低い濃度で継続的にやることです。その端的な例が1%で毎日やりましょうという当院の例です。肌をきれいにするにはいかに安定した状況を作りだすかが最大の秘訣です。ビタミンCローションのパックとかもこれに寄与しているのではないでしょうか。高い濃度で乾燥したりしなかったりを繰り返す、そうした刺激は肌をきれいにしないということです。かぶれたりするのは論外です。ピーリングローションはピーリング石鹸とは別物で、ピーリングそのものなので洗い流す必要もありません。最近、年配の方といえば失礼かもしれませんが、本来の目的であるシミやシワのためにピーリングを始める人が増えてきたことは嬉しいことです。もちろんピーリングだけですべて賄えるわけではないと思いますが、ピーリングローションは他では味わうことのできないすぐれた技術だと思います。繰り返しますが、当院のローションやクリームの開発経緯についてを読んでみてください。毎日使用している人のリアルな感想が生き生きと書かれています。

ピーリングローションの濃度について ”ピーリングローションは沁みなくても効いているので、濃度を上げることにこだわらないことが大切です。”

普通ピーリングを始めると、ツルツルする感じは数時間もすると理解できて、ニキビが1個もできないといわけではないですけど、2~3週間もすると「できにくい感じ」と「できてもこもらずになおる感じ」がすこしはわかってくると思います。よくみんなが好転反応と呼ぶような、はじめはニキビが増えてそれからニキビが減少するという経過をたどるわけではありません。

ニキビの止まりが悪いと濃度を上げたがる人が多いですが、肌の状態が安定していない状態ではピーリングローションの濃度が高い可能性があります。ニキビの止まりが悪いからといって濃度を上げてもニキビが止まった経験はほとんどありません。この時はピーリングローションの濃度を下げることを考慮してください。ピーリングローションの濃度を上げても乾燥したりカブレたりするような明らかに肌荒れしているという感じにはならないので分かりにくく継続して使用することが時々見られます。ピーリングローションの濃度を下げるか、1%ならVCローションをたっぷり付けピーリングローションは間隔を開けて使ってください。ベタツクので若いと保湿に抵抗があるかもしれませんが、肌荒れを抑制するための必須の過程が保湿となるので、騙されたと思ってベタツクまで必ずシッカリ保湿してみてください。特に若い男性はちゃんとアドバイスを聞いてください。

またピーリング剤は局所に残留してからその大きな生理的効果を発揮させるので石鹼のように洗い流いしてはその最大の効果を失い、かつピーリング剤使用時の最大の問題はカブレでその原因を明確にすることは最も重要な課題で、石鹼には多少の刺激があるのでピーリング剤以外でのカブレの可能性を除去するためにピーリングそのものであるピーリングローションである必要があるわけです。

ピーリングはただ塗ってればいいというものではなくて、ある程度は積極的に習得していかなければならないものです。その習得過程は、個人差が強く、生来のセンスが高いと女性と、一般的には保湿とかもおぼつかない若い男性とでは大きく異なると思います。実際のところ当初は強い濃度でやってとか紆余曲折がありました。

ピーリングローションの濃度は現在の濃度で安定して継続使用しできるのを確認してから、少しずつ上げていくようにしてください。

新着情報

APPSローションはなぜ泡立って、その効果も高いのか?('25.05.17)

APPSローションが泡立っているのを見て不思議に思う人も多いと思います。アスコルビン酸は水溶性ですし、APローションの原料のリン酸塩などビタミンC誘導体の側鎖も全て水溶性です。ところが、APPSにはパルミチン酸エステルという側鎖が付加されていて、この部分が脂溶性の性質を持っています。水溶性と脂溶性の側鎖を持つのが界面活性剤の特性であって、APPSは正式な界面活性剤ではありませんが類似の構造を有しているわけです。泡立つAPPSローションを見て界面活性剤を連想する人がいるのは至極正当なことです。ただAPPSローションには油は一切混入してませんし、APPSは純粋な界面活性剤でもないので水と油を均一に混ぜる乳化を起こすことは無理です。そしてこのAPPSの脂溶性が水溶性ビタミンC誘導体にはないものでその有効性の大きな理由になります。皮脂膜は油性なため経皮吸収は圧倒的です。これが多くの人がAPPSローションの使用感が高くしかも効果的と感じる化学的根拠と考えられます。

こちらの今後の事情のため、注文メールへの私からの返信はとりあえず中止させていただきます。('25.05.15)

最近注文メールに対して私自身が返信していましたが、当方の今後の状況を考えてとりあえず返信は中止させていただきます。質問には返信するように頑張りますので、了承の程お願いします。

とりあえずインスタグラム始めました。https://www.instagram.com/sasaki_d_clinic のフォローお願いします。('25.05.14)

インスタグラムとりあえず始めてみました。@sasaki_d_clinic がアカウントになるのでフォローお願いします。どうぞ温かい目でみてください。